内容説明
ダイナミクスは、物理学、生物学、社会学などを、共通の幾何モデルで統一的に眺めるための、概念の枠組みである。本書の第1巻で、1600年から1950年の間に築かれてきたダイナミクスの基礎的な概念と、もっとも重要な応用について紹介する。
目次
1 ダイナミクスの基本概念
2 古典的な応用―2次元空間の極限点 ニュートンからレイリーまで
3 振動―2次元空間の極限閉軌道 レイリーからラシェフスキーまで
4 強制振動―3次元空間の極限閉軌道―レイリーからダッフィングまで
5 複合振動―3次元空間の不変トーラス ホイヘンスから林まで