白澤社ブックレット<br> マイナンバーから改憲へ―国会で50年間どう議論されたか

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電書あり

白澤社ブックレット
マイナンバーから改憲へ―国会で50年間どう議論されたか

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年07月27日 19時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768480007
  • NDC分類 317.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「マイナンバー制度ってよくよく調べてみると自民党の改憲案と、とてもよく似ているんだよねという話、その他」。
マイナカード問題は終わらない。任意であるはずのマイナンバーカードを、従来の健康保険証を廃止してまで国民に持たせようとする現政府の強引なやり方に批判の声が高い。だが、問題の本質はカードとしての利便性ではない。マイナンバー制度によって変化する社会や国家なのだ、と著者は指摘する。
本書は、マイナンバーが「外圧」と財界の要請によって始まったことや、国民総背番号制度が浮上した1970年代から現在のマイナンバーカードにいたる50年間の国会審議の流れを概観しながら、マイナンバー制度によってどのような「社会」が目指されているのかを予見。「スーパーシティ」、「大阪万博」、自民党改憲案とも繋がっていることを明らかにする。

内容説明

マイナンバー制度ってよくよく調べてみると自民党の改憲案ととてもよく似ているんだよねという話、その他。

目次

序 「ショッカーの野望」は何であったか
1 国民総背番号制度は財界の要請と北米の「外圧」で始まった
2 国民総背番号制からマイナンバーへ―国会審議の行方(国民総背番号制時代(一九六八‐一九七三)
住民基本台帳ネットワーク時代(一九九四‐二〇〇三)
マイナンバーカード ほか)
3 スーパーシティというディストピア(大阪万博とトヨタ;東日本大震災とスマートシティ;スーパーシティと竹中平蔵なるもの)
さいごに―改憲案とマイナンバー

著者等紹介

大塚英志[オオツカエイジ]
1958年生まれ。まんが原作者・批評家。まんが原作者としての著書は永山則夫をモデルとした『アンラッキー・ヤングメン』(藤原カムイ作画)など自作ノベライズを含め100冊近い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

馬咲

7
運用上の不祥事や利便性への批判に流れがちなマイナンバー制度について、構想出現の歴史的経緯(個人情報利用を求める米国の外圧及び産業界からの要望)や制度自体の持つ本質的な問題点を確認できる。要はマイナンバーとは「国家が人間をどう定義するか」や「誰がどういう社会を設計するか」に関わる問題であり、つまり人権や民主主義のあり方に関わる憲法問題であるということである。少なくともマイナンバー制度の原型である「国民総背番号制」の議論が始まった50年程前の国会では、そうした問題意識が与野党間で共有されていたことが分かる。2024/05/01

キュー

0
普段こういう系の本は馬鹿なので読まない(読めない)のだけど仮面ライダーなどを例に出して馬鹿な自分にも、ちょっと読んでみるかなと思わせられて読んでみる事にした。50年前からじわじわと計画され続けてきた事が遂に実行されようとしている事が怖いと思った。そしてやっぱり監視社会になるんじゃないかなとか色々な利権絡みの事案なのはどう見たって分かるのに止められる者もいないというのも怖い。とはいえ何もかも怖い訳ではなく色々便利になっていく事もあるんだろうとは思うけど。とりあえず色々疑問を持っていく事を忘れない様にしたい。2024/07/03

水海 瞬

0
制度の詳細ではなく、国民総背番号制→住基ネット→マイナンバーへの流れを全体的に把握できる。また、憲法の人権の保障と密接にかかわりがあることを示している。2024/06/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21847736
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。