出版社内容情報
哲学の52のキーワードを取り上げ、そのすべてにイラストをつけたユニークな哲学入門書。解説には、テーマに関連するマンガや映画の話題、ときには本格的な哲学的議論を扱い、イラストは「哲学そのもの」になるよう著者自身が作製した。「イラストを通じて、哲学への入り口の感覚をつかむ」ことを目指す、哲学への入門書である。巻末には〈応用編〉として、フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルの著作解説も兼ねた論文を収録した。2019年刊の改訂版。
内容説明
52のキーワードと特製イラストで構成したユニークな哲学入門書。それぞれのキーワードの解説は、テーマに関連するマンガや映画などの話題や、ときには本格的な哲学的議論が盛り込まれている。イラストは、それ自体が哲学の解説になり、さらに「哲学そのもの」になるよう著者自身が描いた。「イラストを通じて、哲学への入り口の感覚をつかむ」ことを目指す。2019年刊の改訂版。
目次
入門編 イラストで読むキーワード哲学入門(哲学;認識;意識;身体;自由;自己;他者;演技;倫理)
応用編 怪物と眩暈―サルトルの怪物的ヒューマニズム(『嘔吐』における「実存」と「怪物」;『実存主義はヒューマニズムである』における「実存」と「人間」;『自我の超越性』における「自由」と「めまい」;『想像界』における「自由」と「めまい」;『存在と無』における「自由」と「めまい」;『聖ジュネ』における「自由」と「めまい」;『聖ジュネ』における「他者性」と「めまい」;サルトルの怪物的ヒューマニズム)
著者等紹介
永野潤[ナガノジュン]
1965年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。東京都立大学等で非常勤講師。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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