江戸怪談を読む<br> 猫の怪

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江戸怪談を読む
猫の怪

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768479667
  • NDC分類 913.5
  • Cコード C0093

内容説明

猫は不思議な生き物だ。猫好きにはそれがたまらない。江戸時代にも、猫をこよなく愛する人たちがいた。いきおい、さまざまな猫の怪異の物語が生まれる。奇っ怪な行動をとる猫にまつわる物語のなかから、江戸怪談における猫の怪の世界を、文学・芸能史・民俗学などの視点から選りすぐって紹介する。江戸時代の化け猫話といえば、講談で有名な鍋島の化け猫騒動があるが、いくつもの物語が伝わるなかでその原型と考えられる『肥前佐賀二尾実記』と、飼い主の美女を救う猫の話「三浦遊女薄雲が伝」の原文を現代語訳とともに掲載。そのほか猫にまつわる江戸の随筆、日本や韓国での民間伝承、芝居や映画を紹介する。祟る猫・化ける猫・助ける猫・招く猫etcと、江戸怪談猫づくしの巻。

目次

第1部 佐賀鍋島の化け猫(『肥前佐賀二尾実記』―鍋島化け猫伝説の原型;御家騒動の怪猫)
第2部 江戸時代の怪猫談(馬場文耕「三浦遊女薄雲が伝」―猫の報恩物語;猫の報恩譚;江戸の噂と怪猫―猫はなぜ喋るのか)
第3部 怪猫をめぐる民間伝承・芸能(猫は化けるが役に立つ―猫をめぐる民俗;芸能史における「化け猫物」の系譜)

著者等紹介

横山泰子[ヨコヤマヤスコ]
1965年東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒、同大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了。法政大学教授

早川由美[ハヤカワユミ]
1959年愛知県生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。奈良女子大学博士研究員など

門脇大[カドワキダイ]
1982年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士課程修了。専攻は日本近世文学。神戸星城高等学校ほか非常勤講師

今井秀和[イマイヒデカズ]
1979年東京都生まれ。大東文化大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は日本近世文学、民俗学、比較文化論。国際日本文化研究センター機関研究員

飯倉義之[イイクラヨシユキ]
1975年千葉県生まれ。國學院大學文学部卒、同大学大学院文学科博士後期課程修了。國學院大學准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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志村真幸

2
 前半は『肥前佐賀二尾実記』の抜粋。いちばんの読みどころが何巻分かとりあげられ、原文と現代語訳が並べられている。読みやすくて、おもしろい。  それから、江戸の猫の怪にまつわる論考+コラムが11篇。猫の報恩譚、なぜ歌ったり踊ったりするのか、しゃべる理由、化け猫映画など。朝鮮半島で猫の民話がほとんど悪いイメージばかりであることを紹介したコラムも。  いずれもアイデアに切れがあって興味深い。こういったテーマに関心のあるひとは必読。2024/11/09

さび

0
昔から猫との関係は近くだからこそ、猫の行動に理由つけてきているんですね。 似たような話があちこちにあるのは、同じものから派生しているのもあるんですね。 犬にはない猫との関係性がありますね。猫好きとしては嬉しい限りです、2019/06/29

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