ティマイオス/クリティアス

個数:
  • ポイントキャンペーン

ティマイオス/クリティアス

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月04日 03時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768479599
  • NDC分類 131.3
  • Cコード C0010

出版社内容情報

 宇宙創造から人類の誕生までを物語る壮大な『ティマイオス』は、プラトンの著作中、もっとも広く長く読み継がれてきた。西洋思想史におけるその影響は甚大であり、現代でもなお西田幾多郎、ホワイトヘッド、ヴェイユからクリステヴァ、デリダに至るまで刺激を与え続けている。その続編の『クリティアス』はアトランティス伝説で有名な未完の書。古代ギリシアの叡智が語る壮大な自然哲学、久々の新邦訳。

プラトン[プラトン]
著・文・その他

岸見 一郎[キシミ イチロウ]
翻訳

内容説明

宇宙の創造とアトランティス伝説。古代ギリシアの叡智が語る、壮大な自然哲学。

目次

ティマイオス(ソクラテスによる理想国家論の要約;三人の語り手、ティマイオス、クリティアス、ヘルモクラテスへのソクラテスの要請;クリティアスによるソロンのエジプト訪問とアトランティス物語の要約;クリティアス、このあと誰がどんな話をする予定かを告げる;ティマイオス、宇宙の起源について語り始める ほか)
クリティアス(ティマイオスからクリティアスへ。死すべき人間について描写することの困難;ヘルモクラテスの励まし;アテナイの創生;古アテナイの国土;古アテナイのアクロポリス ほか)

著者等紹介

プラトン[プラトン]
前427年、アテナイで生まれた。はじめは政治家を志していたが、師ソクラテスの刑死に衝撃を受け、『ソクラテスの弁明』『クリトン』を執筆。以後、『プロタゴラス』『ゴルギアス』『メノン』などソクラテスを主な登場人物とする多くの対話篇を著す。前386年頃、アテナイ郊外のアカデメイアに自らの学園を創設。後進の指導に当たりながら『国家』『パイドロス』『テアイテトス』などを執筆。前367年、シケリア島に招かれたのを機に同地の政変に巻き込まれ、収拾案を提言した、プラトンの真作とされる『第七書簡』が伝えられている

岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。奈良女子大学文学部(古代ギリシア語)、京都教育大学教育学部(哲学)、甲南大学文学部(西洋哲学史)、近代姫路大学看護学部(生命倫理)非常勤講師を経て、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)、明治東洋医学院専門学校教育養成科(教育心理学)、鍼灸学科(臨床心理学)非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いとう・しんご singoito2

13
いずれ書架に置く予定だけれどとりあえず図書館から借りてきました。プラトンの形而上学であり宇宙論であり、輪廻転成神話ですが女性には叱られそうなところもあります。とはいえ、「神々から課せられた最善の生を現在に対しても未来に対してもまっとうしなければならない」P167なんて言葉には心底、シビれます。2023/09/14

wadaya

11
二作品のうち、「ティマイオス」についてのみ持論を述べさせてもらう。「クリティアス」に関しては別枠で述べる。先ずは凄い作品だと言わせてもらった後に二つほど注意点がある。一つは紀元前に書かれたもので時代背景的に男尊女卑と思われる部分があること。二つ目は進化論を無視した当時の哲学であること。この事を差し引いて読んでいただきたい。この著作はプラトン後期のもので一般的に初読者におすすめされることはないが、これぞプラトン哲学の真髄と呼べるものであると確信する。「ティマイオス」は宇宙論(マクロコスモス)と人体→2020/05/02

記憶喪失した男

11
「ティマイオス」にアトランティス大陸が沈む記述があると前評判で聞いていたが、読み直したら見つけた。一昼夜で沈んだとあった。「クリティアス」にあるオリハルコンの記述はオレイカルコスとしてである。「ティマイオス」は四元素説について書かれたものである。1、2、3、4、9、8、27、という数列が2のN乗と3のN乗を交互に書いたものだとこれを読んで知った。アトラスの島がアトランティスである。2017/04/24

ヴィオラ

9
アトランティスのお勉強のつもりで読んだけど、メインはそこじゃなかった。「世界」とはどういう物か、今なら物理学とかなんだろうけど、それを考えること(哲学)でやってしまった、ある意味教科書的な一冊。もう、途中チンプンカンプンで、泣きそうになりながら読みましたw アトランティスについて触れた部分は本当に少ないのに、今じゃ「アトランティス」がどんな物か、東方のちっちゃな国の人間でもなんとなく知ってるっていうのが、すごい事だよなーって思います。 で、ムー大陸の言いだしっぺは誰?2015/12/27

ゲニウスロキ皇子

7
プラトンによる宇宙創成論。神が全知全能ではない点が、本書一番の萌えポイント。三角形や比率の部分は、読み飛ばしポイント。いつもは周囲を太鼓持ちに変えてしまうソクラテスが今回は引っ込み、替わりにティマイオスがフローに乗せたイカしたリリックを披露し、オーディエンスのバイブスを上げる。神は自分の似姿である不死なる神々のみならず、不完全な死すべき存在を創造させ、宇宙を満たした。宇宙の完全性は、不完全な存在を抱合して担保される。後に新プラトン主義により精緻化されて、キリスト教と混淆するアイデアと思うと興味深い。2017/08/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9948059
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品