変容するシティズンシップ―境界をめぐる政治

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変容するシティズンシップ―境界をめぐる政治

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768479438
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0030

内容説明

市民の資格を問題化する概念として、今やグローバル化時代のキーワードとなった「シティズンシップ」。本書は、その定義と歴史から、個人とコミュニティの関係、市民と外国人の境界、コスモポリタニズムの可能性、シティズンシップ概念の再編まで、グローバル化の進展で変わりつつある市民の権利と義務をめぐる諸問題を明らかにする。私たち「市民」のあり方は、これからどう変わるのか、また、変わりうるのか。ギデンズ、キムリッカ、ベンハビブ、アーレント等、現代の社会理論に照らしながら今日のグローバルなレベルでのシティズンシップを理論的に探求し、「諸権利をもつ権利」として提唱する共同研究の成果。

目次

序 今なぜシティズンシップを問うのか(グローバリゼーション;韓流ブームと大久保;シティズンシップという視座;女性の「社会進出」と産業的シティズンシップ;本書の内容)
第1章 シティズンシップとそのコミュニティ(シティズンシップの近代史;福祉国家というコミュニティ;新自由主義と「第三の道」の戦略;コミュニティ多元化の政治)
第2章 「市民」と「外国人」―コミュニティの境界とシティズンシップ(コミュニティの境界をめぐる二つの構想;リベラル・ナショナリズム―キムリッカの構想;コスモポリタニズム―ベンハビブの構想;境界の構想とシティズンシップの現状;新たな課題と可能性)
第3章 コスモポリタン・シティズンシップ(コスモポリタン・シティズンシップ―その背景;アウトサイダーに権利と義務はあるか―コスモポリタン・シティズンシップ批判;忠誠かアイロニーか―コスモポリタンの徳をめぐって;コスモポリタン・シティズンシップへの最初の布石)
第4章 シティズンシップの再編と「諸権利をもつ権利」(「人権」と無国籍者たち;集団的権利・集団別権利・国際的シティズンシップ;「諸権利をもつ権利」をめぐって;シティズンシップと民主的反復)

著者等紹介

木前利秋[キマエトシアキ]
1951年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教授、専攻は社会思想史・現代社会学

亀山俊朗[カメヤマトシロウ]
1962年生まれ。お茶の水女子大学キャリア支援センター特任准教授、専攻は社会学(社会理論・社会政策論)

時安邦治[トキヤスクニハル]
1967年生まれ。学習院女子大学国際文化交流学部准教授、専攻は現代文化論・社会思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。