内容説明
教育はどこへ向かうのか?今後10年の日本の教育に大きな影響を及ぼす改訂の問題点を読み解く。
目次
総論1 「教育改革」と学習指導要領の改訂
総論2 「車の両輪」とは何か―確実な習得と活用の問題点
総論3 ジェンダーの視点から読み取れるもの
国語 言語能力重視に内在する課題
国語(古典) 「古典重視」にひそむ危うさ
社会 社会科等における愛国心教育システム
理科 「理数教育の充実」の意味―理科を例として
家庭 家庭科の学習指導要領を読む
道徳1 道徳教育の貧困―「よく生きる」ことはどこへ?
道徳2 「道徳」の構造的欠陥
外国語活動「小学校英語」を考える
総合的な学習の時間 戦後史の中の「総合的な学習」とこれから
特別活動 特別活動の終わり
著者等紹介
竹内常一[タケウチツネカズ]
國學院大学名誉教授。専攻は教育学
子安潤[コヤスジュン]
愛知教育大学教授。専攻は教育課程・教育方法学
木村涼子[キムラリョウコ]
大阪大学大学院准教授。専攻は教育社会学
阿部昇[アベノボル]
秋田大学教育文化学部教授。専攻は国語科教育学・授業研究
加藤郁夫[カトウイクオ]
立命館中学校・高等学校教諭(立命館小学校兼務)。専攻は国語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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