異才の人 木下恵介―弱い男たちの美しさを中心に

異才の人 木下恵介―弱い男たちの美しさを中心に

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768478042
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

1998年暮れに他界した巨匠・木下恵介の多面的世界に肉迫する気鋭の書き下し!木下作品49本のうち、いままで語られることの少なかった『わが恋せし乙女』『少年期』『惜春鳥』など12本を詳細に見直し、まったく新しい木下像を構築する。

目次

第1部 歴史の内側で、そして歴史の消滅する地点へ(「徳」と「才能」;「女性的」「感傷」「抒情」ということ;「女性」としての松竹映画;「文部省選定映画の監督」と喜劇;評価の視点の分散)
第2部 いま見直したい十二の作品と主題(わが恋せし乙女―足の不自由な男;女―エロティシズムと犯罪;お嬢さん乾杯―理想の男性・佐田啓二による男同士のダンス;新釈四谷怪談・前篇―泣く男;破れ太鼓―弱さが強さを救済する ほか)
第3部 きわめて短いまとめ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はなはな

7
木下恵介監督は同時代に活躍した世界の黒澤に比べて評価が低く、私もの監督作は何作かしか観てないです。その理由も分析されてますが、この本を読んだら映画がみたくなりました。去年かな?bsで放送してたけど、録画しなかった自分を責めてます。まずはレンタルか?2014/08/29

岸野令子

2
私は、黒沢映画を好きな男性たちが木下映画についてあんまり語らない、評価していないようなのをなぜかと思っていたが、この本を読んでよく判った。石原さんには「菫色の映画祭」というクイア映画を扱った名著があるが、これも名著である。誰もはっきり言わなかったけど木下監督はゲイであるからこそ、ストレートな男性には描けない女性像、男性像を描くことが出来たのだ。「惜春鳥」見るのが楽しみ。木下全作品が見れる今、石原さんの後をついで木下論を書く人が現れてほしい。2012/07/10

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