内容説明
土方巽の「暗黒舞踏」に始まり、世界を震撼させた舞踏４５年の歴史と記念碑的名舞台が、いま、蘇る。
目次
第１章 「暗黒舞踏」の成立
第２章 「暗黒舞踏」創始期から活躍するダンサー達
第３章 「大駱駝艦」七〇年代からの台頭と現在
第４章 八〇年代のパリに本拠地を築いた最初のグループ
第５章 土方巽、大野一雄、石井満隆、笠井叡に師事したダンサー達
第６章 八〇年代、舞踏の系譜の外からの挑戦
第７章 地方に本拠地を築いたグループとダンサー達
第８章 拡散する舞踏１
第９章 拡散する舞踏２（海外を本拠地にしたダンサー達）
第１０章 拡散する舞踏３（若い世代の試みと、コンテンポラリー・ダンスとの融合）
著者等紹介
原田広美［ハラダヒロミ］
舞踊評論／サイコ・セラピスト。１９６１年、神奈川県に生まれる。神奈川県立厚木高校を経て、国学院大学文学部卒。二十代を高校教諭として過ごす傍ら、心身の解放や表現をさまざまに学ぶ。１９９１年にサイコ・セラピストに転身。専門は、心身の深層を結ぶゲシュタルト・セラピー、およびブレス・インテグレーション（国際ライセンス取得）。１９９８年に、種村季弘を介して知った石井満隆の『舞踏ドンキホーテ』にて、第八回日本ダンス評論賞に入選。その後、舞踊記事・評論を『東京新聞』『ダンサート』『公明新聞』などに執筆。「舞踊学会」および「日本芸術療法学会」会員。２００２年、放送大学教養学部・教育と発達（心理学専攻）を卒業。２００４年、放送大学教養学部・人間の探究（美学専攻）を卒業予定
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