内容説明
特撮テレビ界の巨人・上原正三、４５年間にわたるシナリオ作家生活の集大成。新発見未発表作品多数収録。
目次
第１部（オリジナルシナリオ 無風地帯；島の記憶 ほか）
第２部（柔道一直線 桜丘Ｎｏ．１；どんといこうぜ！ 急がば回れ ほか）
第３部（宇宙海賊キャプテンハーロック 蛍・わかれうた；スパイダーマン 華麗なる殺人マシーンへの変身 準備稿 ほか）
第４部（ウルトラマンティガ ウルトラの星 決定稿；ワンダーＱ ホータル来い（仮題） ほか）
著者等紹介
上原正三［ウエハラショウゾウ］
１９３７年沖縄生まれ。中央大学卒業。シナリオライター。同郷の金城哲夫に誘われて円谷プロ文芸企画室に属し、１９６６年の特撮テレビ映画『ウルトラＱ』第２１話「宇宙指令Ｍ７７４」で本格デビュー。１９６９年にフリーとなり、以後は３０分枠のテレビ映画（特撮もの、スポーツもの、ロボットアニメなど）を中心に活躍する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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くまこ
2
とても面白かった。テレビの特撮ヒーローものはほとんど知らず、ウルトラシリーズも動画サイトで何編か見ただけだが、読みものとして十分楽しめた。SFだけでなく、社会ドラマの要素も入っており、シナリオを通して昭和という時代を感じることができた。いずれ『ウルトラマンを創った男』という本も読んでみたい。本書の最後『M78星雲の島唄』という作品に、金城哲夫と上原正三の友情が描かれている。2012/03/09
