シリーズ藩物語・別巻<br> 白河藩

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シリーズ藩物語・別巻
白河藩

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784768473016
  • NDC分類 212.6
  • Cコード C0321

出版社内容情報

白河関が置かれる等、古代から奥州の出入り口・要衝の地だった白河。源頼朝の奥州侵略、関ヶ原の戦いの幕開けとなった会津攻め、戊辰戦争など大きな転換期に戦いの場となった。
 1627年、棚倉藩から丹羽長重が入封して十万石で白河藩を立藩。小峰城を改修して白河小峰城を築き、城下町をつくった。
 1783年、八代将軍徳川吉宗の孫・定信が松平家の養子として入り藩主に。定信は幕府の老中として寛政の改革を行い、高評価を得る。松平氏の後に入った阿部氏も老中を輩出した。
 1865年、藩主が急遽棚倉藩に移封になり、白河藩は廃藩、幕領に。藩主不在で戊辰戦争に突入し、大きな被害を受けた。この無念は今なお白河人に宿り、それをバネに躍進を期する。

内容説明

古代より、歴史の転換期における重要地白河。中央政権にも深く関与した7家21代の藩主の治世。寛政の改革の松平定信の後は譜代の名門阿部家で終焉。大震災から復興をとげ、住み良い街が息づく。

目次

第1章 白河藩の成立―白河藩が成立し、城や城下町、街道の整備がおこなわれた。(白河藩前史;丹羽家の白河入部と支配;城下と街道の整備;白河藩領と藩政)
第2章 藩体制の確立と領内支配―白河は奥州の入口にあるため、丹羽家以後は歴代譜代大名が治めた。(榊原家の支配;本多家の出自と入部;松平(奥平)忠広時代
松平(結城)家時代)
第3章 城下町の暮らしと文化―現在まで続くダルマ市などの年中行事や文化が生まれた。(産業と経済;社会と暮らし;宗教と慰霊;美術工芸と文学;和算と洋学)
第4章 松平定信の政治と寛政の改革―定信は白河藩政を原点とし画期的な国政改革をおこなった。(松平(久松)家の入部と藩政
寛政の改革
定信の文化政策)
第5章 幕府崩壊と戊辰戦争―藩主なき特殊な状況下、戊辰戦争に巻き込まれて戦場となる。(阿部家の出自と入部;藩財政の窮乏;安部正外と兵庫開港問題;安部家の転封と白河城;戊辰白河戦争)

著者等紹介

植村美洋[ウエムラヨシヒロ]
昭和31(1956)年福島県棚倉町生まれ。福島県立高等学校、白河市中央公民館勤務。現在中山義秀記念文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。