シリーズ藩物語<br> 秋田藩―常陸から、佐竹の祖新羅三郎義光縁の地に移り、豊かな鉱山・森林・海運で栄えた出羽の雄藩。

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シリーズ藩物語
秋田藩―常陸から、佐竹の祖新羅三郎義光縁の地に移り、豊かな鉱山・森林・海運で栄えた出羽の雄藩。

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784768471548
  • NDC分類 212.4
  • Cコード C0321

内容説明

学問の力なしには、うち続く時局の難題に対応できない。藩校明徳館から文武両道に秀でた多くの人材が輩出。北前船で上方文化が流入、秋田蘭画や、祭りも盛ん。金銀銅山、秋田杉、漆に養蚕、心豊かな生活は今に続く。

目次

第1章 藩政の確立―常陸から移封した佐竹氏は出羽国最大の国持大名となる。(佐竹氏の出羽移封;藩制の整備;秋田藩の政治改革;藩政の混迷)
第2章 秋田の産業―秋田は金・銀・銅の鉱山に恵まれ、豊かな秋田杉の美林が広がる。(人びとの交流と秋田蘭画;木山金山、米の国;日本海海運の賑わい)
第3章 秋田藩の寛政改革―秋田藩九代藩主佐竹義和は寛政改革を成功させ、名君として全国的に知られる。(義和初政の職制改革;藩校明徳館と殖産政策;改革政治の継承)
第4章 天保飢饉と海岸警備―天保飢饉は藩政史上最大の一揆を引き起こし、沿岸には異国船も姿を現す。(異国船対策と松前稼ぎ;天保飢饉と大一揆;秋田藩の海岸警備)
第5章 幕末の秋田藩―出羽の大藩ゆえ秋田藩には要の役割が求められ、幕末維新の混乱に投げ込まれる。(安政の蝦夷地出兵;幕末政局と秋田藩;秋田戊辰戦争)

著者等紹介

渡辺英夫[ワタナベヒデオ]
1956年(昭和31)栃木県小山市生まれ。秋田大学教育学部教授、博士(文学)。秋田大学史学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まーくん

83
生まれ故郷秋田の歴史。関ヶ原での日和見的態度から常陸54万石の佐竹家は羽州秋田20万石に転封。改易も致し方がないところ、家康には名家好みがあり平安から続く名家は改易を免れたとも。上方にあった初代藩主義宣は国許にも寄らず任地秋田へ直行、築城・城下建設。三代目までは堅実な藩政で領国経営も順調であったが、その後、早逝する藩主が相次ぎ、藩政改革が滞り旧態のまま幕末を迎え、戊辰戦争で難しい立場に追い込まれる。藩論統一できず、当初奥羽越列藩同盟に加わるものの直ぐに官軍方に転じ、同盟方の庄内藩等に攻め込まれ連戦連敗。⇒2023/12/24

1
(2019,212.40)やっぱり「賊軍」会津藩側なので(私が)、最後部の秋田戊辰戦争のあたりは、涙が出た。薩長ひどいよな。東北諸藩がなんとか、近藩を撃たなくてもよいよう、しかし新政府軍にも対峙しないよう、そしてなんとか東北でまとまろうとしている苦悩が伝わった。幕末史は人気あるし、絵にもなるけれど、そろそろ「正史」側をうのみにするのはやめないと。それには無知ではいかんなと思う。なんにでも言えるけど。2022/04/28

Ryuji Saito

0
2019年47冊目 2019/09/09

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