シリーズ藩物語<br> 福岡藩

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シリーズ藩物語
福岡藩

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768471371
  • NDC分類 219.1
  • Cコード C0321

内容説明

城下町とアジアに開く自由都市博多津の双子都市、開放的な文化と多彩な人材を生み出した福岡藩。

目次

第1章 福岡藩前史―九州平定ののち、秀吉は神屋宗湛の要請で、博多の復興を黒田官兵衛に命ず。(九州国割りによる藩体制の確立;徳川幕藩体制と筑前)
第2章 黒田・福岡藩の誕生―新たな展望を開く新しい城を築き、福岡と名付ける。(黒田氏の筑前入封;福岡城と城下町の形成;家臣団の構成と藩士;黒田二十四騎;武士の家業とくらし)
第3章 福岡藩三百年の領内支配―長政は福岡藩の統治の確立と永遠の繁栄のために腐心した。(領国経営に苦心する長政;御家騒動で揺れる藩政)
第4章 祭りと自由都市博多津―アジアに開かれた博多津は古来から海外に雄飛する多くの傑物商人が輩出した。(博多津と豪儀な博多商人;祭りと博多っ子;国際都市が生んだ独特の文化;天下の名声を博した高取焼)
第5章 筑前の豊かな海と大地―玄界灘の豊饒な海が生む海産物、農業にくわえ石炭などの地下資源にも恵まれた。(肥沃な大地を活かせない農政;豊穣の海と活発な廻船)
第6章 幕末と動揺する藩体制―長崎警備は国粋主義と攘夷運動に発展、開国と進取の気運が生まれなかった。(開国と攘夷派の台頭;筑前勤皇党とクーデターの失敗;戊辰戦争と福岡藩)

著者等紹介

林洋海[ハヤシヒロミ]
1942年、福岡県生まれ、久留米商業高校卒。トッパンアイデアセンターを経て、P&Cクリエイティブディレクター、AGIOデザイン主宰。福岡アジアデザイン交流協会会長、日本グラフィックデザイナー協会会員、星亮一戊辰戦争研究会相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ポニョ駅長

1
軍師官兵衛で話題となった、黒田如水・長政親子の開いた福岡藩。 日本有数の商業港湾都市「博多」の隣に城下町を創り、今日の繁栄の基礎を築いた先見性には脱帽です。 一方で、長崎警固の大役を担当し、異国の脅威に触れることで攘夷勢力が育ち、薩長が開国討幕に踏み切った際には攘夷派に邪魔され開明派の藩主が権力を発揮出来なかったことは、同じ長崎警護の佐賀藩とは対称的な立場になっており、先見性のあった祖先と同じ藩なのかと疑いたくなるほどでした。 もし、戦国時代の黒田家が幕末に存在したら… と興味深い内容でした。2015/07/14

すんすけ

0
著者は専門の史家ではないが、黒田如水のキリシタン大名としての事蹟を研究している方のようである。実は西国雄藩でありながらなぜか維新に出遅れてしまった福岡藩は気になっていたのだが、どうも殖産興業に遅れを取ってしまい、商業資本の活用もできず、幕府に遠慮して尊攘派も処刑してしまう、ということで何度もまずいミスを繰り返してしまったらしい。江戸幕府との関係性を重視しすぎたのでしょうね。最終的には九州佐幕派連合を作ろうとまでしたらしい。2017/07/10

Ryuji Saito

0
2015年76冊目。2015/08/21

駅長ポニョ

0
豊臣秀吉の懐刀にして最も恐れられた黒田官兵衛。 息子・長政が関ケ原合戦の功績で筑前に入国し、幕末まで福岡藩。 全国屈指の大藩ですが、偉大な藩祖に対してパッとしない幕末を迎えてしまう様子は、仙台藩と似ている気がします。 同じ長崎警護についていた佐賀藩との比較が面白いです。2018/05/14

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