裁判員制度と知る権利

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768469910
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0032

内容説明

知る権利が保障されない裁判員制度の内在的批判。弁護士を中心に研究者・ジャーナリストを交え議論を続け、裁判員制度の本質を探り当てた。

目次

裁判員制度と表現の自由
裁判員制度とはどんなものか
刑事裁判の現状から裁判報道の意義を問い直す
裁判員選任過程についての問題点
公判前整理手続きと知る権利
捜査段階の取材と報道
弁護人の報道機関への関わり方について
裁判員法と守秘義務
裁判員制度における犯罪被害者参加手続き
取材記者の立場から
被疑者・被告人の適正手続の保障について

著者等紹介

梓澤和幸[アズサワカズユキ]
弁護士(1971年弁護士登録)。山梨学院大学法科大学院教授(刑事訴訟法、メディア法)。世界で一八四の弁護士会が加入するIBA(国際法曹協会)の人権協会評議員に就任し、IBAからの代用監獄調査団(1994年)、同捜査の可視化調査団(2003年)の日弁連側受入実行委員会事務局を務める。現在、日弁連人権と報道調査研究部会部会長、市民メディアであるNews for the people in Japan(NPJ)代表。フジテレビ番組審議会委員。「石に泳ぐ魚」事件、NHK生活ほっとモーニング訂正放送請求事件、各原告側代理人を努める

田島泰彦[タジマヤスヒコ]
1952年埼玉県生まれ。上智大学文学部新聞学科教授。憲法・メディア法専攻。表現の自由、メディア規制、報道と人権、監視社会などを中心に研究。毎日新聞社「開かれた新聞」委員会委員も兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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