内容説明
東京多摩川の一角、二千年寝そべって空を眺めている野川。川沿いを散歩する、無師野氏。二人の間に飛び交う、妄想・幻想・奇想話。戦い・恋・殺人…、人の動きに超越する自然の摂理。小さな野川は今日も流れる(野川物語)。陸蒸気に象徴される文明開化。抱腹絶倒の物語の中に二十一世紀初頭の混乱の原図がある(明治六年)。
著者等紹介
遠丸立[トオマルリュウ]
1926年生。本名進隆。二十代前半で上京するまで北九州市在住。1961年‐1993年『方向感覚』同人、現在『未知と無知のあいだ』編集者
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