内容説明
ゲイに生きた芸術家たち。ゲイの暗黒時代に、誇りを持って堂々と生きた男たちのキャンプなバイオグラフィー。
目次
テネシー・ウィリアムズ
レナード・バーンスタイン
トルーマン・カポーティ
ロック・ハドソン
エドワード・カーペンター
オスカー・ワイルド
サマセット・モーム
ニジンスキー
ヴェルレーヌとランボー
アンドレ・ジッド
マルセル・プルースト
ジャン・コクトー
ジャン・マレー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シガー&シュガー
3
同性愛の時代だったと言われる世紀末ヨーロッパを彩った芸術家たちを、同性愛者の面から照らして紹介した本。カポーティ、ワイルド、コクトーなど有名な芸術家はもちろん、社会学者のエドワード・カーペンターなどあまり馴染みはないが己らしさを貫いた同性愛者の生き方など、コンパクトにまとめてある。短い中にもそれぞれの苦悩や喜び、破滅的な生き方などが凝縮されているので、各章を読み終えた後はなかなか疲れる。ゴシップ的興味から読み始めたとしても、本を閉じた後に胸に迫る何かが必ずあるような、なかなか良い一冊だと思う。2015/02/11
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