日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 (増補版)

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日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 (増補版)

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768459782
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0074

出版社内容情報

格闘マンガ・サイボーグマンガ・ロボットアニメにおけるキャラクターや物語の分析を通して、戦後から現在まで「戦い」の表象が人々に受容されてきたメカニズムを多角的に探る。「日本アニメーション学会賞2016奨励賞」受賞論文を大幅に改稿した好評書に、初版後に出版・作製されたマンガ・アニメ作品、新しい論考に対する見解を追記した増補版。


【目次】

序論

第1章 傷つく身体と戦う物語
 1章1節 キャラクターが持つ二つの身体
 1章2節 〈キャラ〉の強度を作り出す技術
 1章3節 「プリキュア」シリーズにみる観客参加型ドラマの成立

第2章 戦う物語における主人公の身体
 2章1節 転倒される「アトムの命題」
 2章2節 「ジョーの命題」と「科学」の相克
 2章3節 戦うマンガ・アニメの循環構造

第3章 格闘マンガの展開
 3章1節 少年マンガと格闘マンガの親和性
 3章2節 成文法と暗黙の法の対立
 3章3節 格闘マンガの傷つかない身体
 3章4節 男たちの絆が作り出す女性像
 3章5節 ユートピアとしての格闘マンガ
 
第4章 サイボーグマンガの展開
 4章1節 ボラ―であることの自覚と平和という価値観
 4章2節 劣等感と優越感の混濁が生み出す戦闘共同体の絆

第5章 ロボットアニメの展開
 5章1節 「リアルロボット」の登場
 5章2節 ロボットアニメと理想のコミュニケーション
 5章3節 絆への渇望が生み出す物語類型

結論

補注

目次

序論
第1章 傷つく身体と戦う物語
第2章 戦う物語における主人公の身体
第3章 格闘マンガの展開
第4章 サイボーグマンガの展開
第5章 ロボットアニメの展開
結論

著者等紹介

足立加勇[アダチカユウ]
学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学博士課程単位取得退学、博士(表象文化学)。2016年6月に、博士論文『日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象』により日本アニメーション学会・奨励賞を受賞。現在、東京造形大学非常勤講師、学習院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

manabukimoto

3
アニメ・マンガ表現に於ける「戦い」の表され方。 主人公の描かれ方・傷付かれ方から始まり、格闘技マンガ・サイボーグマンガ・ロボットマンガに於ける戦いの表象。 3章の格闘技篇が興味深い。「最強」を希求する少年マンガの中で、格闘技は異者である女性を排した、「同質の者同士による両思いを繰り返し続け」「失恋のない恋愛」p183 みたいなものだという。これを、ホモファビア(同性愛嫌悪)の中でやる、というのが肝。 絆を求める「戦い」という男子特有のじゃれ合いの仕組みが分かった。 大阪公立大学ライブラリー蔵書2025/11/26

くらーく

1
宇宙戦艦ヤマト、あしたのジョー、サイボーグ009までですかね。ガンダム以降は、見ていないな。 太平洋戦争とかは意識したことが無いな。そんな表象なのですかね、マンガ・アニメは。戦いが無ければ、ストーリーが成り立たず、読者の興味が引けないだけなんじゃないのかしらねえ。読者の興味が、だれが勝つかなのではないかと。制作側は、いろんな思いだろうけど、大方の読者は、次がどうなるかハラハラドキドキして待っているだけだと思うがな。 アニメのキャラと役者の比較があって、なるほどね、と思った。キャラは死んだら悲しいものなあ。2025/11/01

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