自立からの卒業

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自立からの卒業

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768459669
  • NDC分類 368
  • Cコード C0036

出版社内容情報

自立にだまされるな。
支援をするなら、カネをくれ。
両親がいなくなったらどうするって?
安心してください。ひとはだれにでも寄生できる。
ひきこもり大反乱!
すいせん=栗原 康(アナキズム研究)

著者の勝山さんは1971年生まれ。高校3年生の時に不登校になり、以降、「ひきこもり」となりました。現在に至るまでの壮絶な人生は本書を読んでいただくとして、いわゆる「8050(はちまるごーまる)問題」世代のど真ん中です。勝山さんはここ数年の間に、母親(ママン)、そして父親(ダディー)を喪いました。「親亡き後のひきこもり」を生きています。
これまでも『安心ひきこもりライフ』(太田出版)などでひきこもりの生きる道を模索してきた勝山さんですが、今回のテーマはずばり、「自立」です。
2023年の内閣府調査によると、全国のひきこもりと呼ばれる人たちは140万人を超えています。これまで相当の「自立支援」を行ってきながらも、ひきこもりがなくならない、いやむしろ増加しています。そもそも140万人以上の不登校やひきこもり状態にある人たちを自立させるなんて、可能性を考えても目指すべきことなのでしょうか?
自立支援のほとんどは就労支援。でも、不登校にもひきこもりにならずに社会に出た人たちと同じスタート地点に立てるわけでも、同じ眼差しで迎えられるわけでもありません。そして結局のところ「働きたいけど働けない」と口にするようになる、そう勝山さんは書きます。
勝山さんはひきこもりを、「学校にも行かない、アルバイトもしない、ただ無条件で生きる権利が保障された世界を求める人間ストライキ」といいます。
「自立支援」ではなく「支援」が必要。「自立支援」は、ひきこもり支援ではなく自立支援団体の支援になっている。これはひきこもりだけでなく、障害者への支援とも響き合うことです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

明るい表通りで🎶

25
文体に品性がなく、途中までしか読めなかった。2024/12/17

FUJI燦々

7
自分の恥ずかしくて口外しないようなエピソードを赤裸々にかつまたユーモラスに記すことにかけてはこの著者ほどの方は稀有なんじゃないだろうか。モノの見方も簡単に自然に述べられているように見えながらも、その背景には深い思考と洞察が存在しているのは間違いない。私とは意見が合わないところもあったが、それ以上に考えさせられることが多く、読んでみる価値の高い本だと思う。なかでも『御用当事者』なる表現はなるほどなぁと感心した。意見も表現も鋭すぎる部分があるので読んで激怒する方も出るでしょうね。 2024/10/02

slowpass

5
落語家のような語り口。欧米のコメディアンが政治や社会の風刺をするイメージと重なる。一般に専門家でもなんでもない人がいうことは、世間からは「声」としてとらえられる。声というのは、意味や内容ではなく、身体的・動物的な五感のあらわれ。一方、専門家のいうことは声ではなく、理性的思考であり、信じるに足る現実として受け取られる。当事者や一般人の声は、専門家などの権威がそれを解釈して位置づけ、言い直してから、はじめて一般社会がまともに受けとるに値する意味内容になる。 2025/04/11

あぎる

5
問題に正面から向き合わない、不真面目な文章がダラダラと続く。おちゃらけた部分を削れば半分になるだろう。私自身もひきこもりに近い人間なので、共感できるところはある。2024/11/27

s

2
ひきこもりでいいじゃないかという本。ひきこもり支援の問題を面白おかしく解説。確かに、ひきこもりでも生きていける世の中だといいよね。社会の洗脳から逃れて生きてる貴重な存在。2024/12/07

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