目次
第1の皿 Primer Plato(じゃがいものオムレツ;アサリと白いんげん豆の煮込み;オーブンで焼く米料理 ほか)
第2の皿 Segundo Plato(マドリード風コシード;海と山の出会い;マラガ風ミートボール ほか)
デザート Postre(復活祭の揚げパン菓子;カラトラバ修道院のパンプディング;お米のデザート ほか)
著者等紹介
渡辺万里[ワタナベマリ]
スペイン料理研究家。大学在学中にスペインと出会い、スペイン料理をライフワークと決める。以来、日本とスペインを行き来しながら各地方の伝統料理を学び、同時にスペインのトップシェフたちと交流してスペインの美食を日本に紹介してきた。現在は東京・目白を拠点として執筆・講演などで活躍している。趣味は、スペイン人の夫(ギタリスト)の伴奏でフラメンコを踊ること。スペイン料理文化アカデミー主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪紫
38
レパートリーを増やしたい、変化を付けたいじゃがいもやタマネギの料理。材料さえ揃えば工夫が効きそうな簡単スペイン料理がここに! でもカロリーは・・・オリーブオイルで相殺・・・ですかね?2021/03/07
たまきら
36
読み友さんの感想が素敵なので早速手に取り、著者の豊富な歴史的知識にただただ感動。知らずにずっと作っていたトルティーヤ、青池保子さんの漫画でワクワクした地名や郷土料理が登場するのも楽しかったです。ヨーロッパならではの異文化の積み重ねが生んだ一皿にただただ感動。同時に著者個人の思い出エピソードがまた素敵で、レシピが受け継がれていく過程に感動しました。自分がただただ酔いしれたエルブジの本、渡辺さんが深く関わっていらしたんですねえ。他の本もぜひ読んでみたい!食欲も知識欲も満たされる素敵な一冊です。2021/10/27
更紗蝦
26
スペイン料理のレシピだけでなく、その料理の歴史や由来も解説しているので、「この料理にはそんな背景が…!?」と驚かされました。特に印象に残ったのは、「トルティージャの始まりは、貧しさゆえに卵の量を増やすための工夫だった」「コシードの前身は、ユダヤ教の戒律に従って羊肉と野菜と豆を煮込んだアダフィーダと言われていて、カトリックによるレコンキスタでユダヤ教徒がキリスト教に改宗した時、本当に改宗したかどうかを判断させるために豚肉入りの煮込みを食べさせたことから、豚肉を主役としたコシードが生まれた」という話でした。2021/09/30
chatnoir
15
毎日はちょっと無理かなぁ。家庭それぞれ家のオムレツが美味しいって言うのは納得できる(笑)2019/07/17
きのたん
3
「課題図書」やはりメキシコ料理の元になってると思う。皿が綺麗だった。アーモンドのアイスクリームは美味しそうだ。2021/09/21