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出版社内容情報
「対テロ戦争」という果てしない戦闘が世界を覆う中、標的殺害(ターゲテッド・キリング)という非公然攻撃を米国は展開している。しかし、その中で米国も一種のテロリストになりつつある。米首脳たちの内紛と懊悩を通じ、21世紀の正義と戦争の行方を追う。
社会学者・橋爪大三郎氏、帯で推薦!
杉本宏[スギモトヒロシ]
著・文・その他
内容説明
裁判でもない、戦争でもない、政府に歯向かう「テロリスト」を闇から闇に葬る「標的殺害」の驚くべき実態。
目次
第1章 影の戦争
第2章 標的殺害の制度枠組み
第3章 標的殺害の歴史的変遷
第4章 国際法から見た対テロ標的殺害の評価
第5章 無人機攻撃の実効性と倫理―問われる指導者の道義的責務
第6章 「オバマの正義」とビンラーディン殺害作戦
終章 対テロ標的殺害と日本
著者等紹介
杉本宏[スギモトヒロシ]
慶應義塾大学大学院修士課程修了後、米MIT政治学部博士課程に留学。防衛大学校非常勤講師、1984年に朝日新聞社入社。政治部、外報部などを経て、ロサンゼルス、アトランタ、ワシントンに赴任。2012年定年後もシニアスタッフとして働く。教育企画部コーディネーター。昭和女子大現代ビジネス研究所の研究員も兼ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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