コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768458235
  • NDC分類 652.447
  • Cコード C0040

出版社内容情報

山極寿一氏(京都大学総長・日本学術会議会長)推薦! 中部アフリカのコンゴ共和国で、いま何が起きているのか――。熱帯林に生息するゾウやゴリラなどの生態調査、環境保全に携わる中での内戦や森林伐採業との対峙、貨幣経済の浸透が先住民に与える影響など現場のリアルを伝える。

プロローグ
1 熱帯林とゴリラとの出会い
2 虫さん、こんにちは
3 森の中で生きるということ 
4 熱帯林養成ギプス、内戦、そして保全業へ 
5 新たな旅立ち~森から海へ 
6 森の先住民の行く末 
7 ブッシュミート、森林伐採、そして象牙利用へ 
8 海洋地域での漁業と石油採掘 
9 日本人との深い関わり 
10 教育とメディアの課題 
11 ぼくの生き方~これまでとこれから 
エピローグ 

目次

熱帯林とゴリラとの出会い
虫さん、こんにちは
森の中で生きるということ
熱帯林養成ギプス、内戦、そして保全業へ
新たな旅立ち―森から海へ
森の先住民の行く末
ブッシュミート、森林伐採、そして象牙問題へ
海洋地域での漁業と石油採掘
日本人との深い関わり
教育とメディアの課題〔ほか〕

著者等紹介

西原智昭[ニシハラトモアキ]
1989年から25年以上、コンゴ共和国やガンボなどアフリカ中央部熱帯林地域にて、野生生物の研究調査、国立公園管理、熱帯林・生物多様性保全に従事。国際保全NGOであるWCS(Wildlife Conservation Society;ニューヨークに本部があり)のコンゴ共和国支部・自然環境保全技術顧問。NPO法人アフリカ日本協議会・理事。京都大学理学部人類進化論研究室出身、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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つるる

2
ゾウやヘビ、虫など熱帯林に住む動物たちとのスリリングな体験や、内戦時の緊迫した状況などの臨場感溢れるコンゴ共和国の描写や象牙使用国である日本、鯨食文化を謳う日本への反省を問う姿勢に深く考えさせられた。 ある時は手に汗握り、ある時は人間の都合で濫獲される動物たちに心痛め、またある時は先住民の生活を変えてしまうことの危険性に胸が震えた。 サルの燻製や檻に詰め込まれたヨウムなど、ショッキングな写真も多いが、わかりやすい日記のような文体なので、小・中学生でもすいすい読めるのではないだろうか。2020/02/05

Hiroki Nishizumi

2
人類の起源と進化を研究したくてアフリカの奥地へ行くとは羨ましい限り。ゴリラとチンパンジーの生態や内乱など人類との関わり合いについて興味深く読めた。ただ文章があまり上手ではなく、その点は残念。2018/03/31

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