内容説明
繊細な四季の色も花鳥風月の鮮やかさも、すべての彩りを染める極意はいかに生まれたのか?精魂こめた作業の現場を歩いた著者の前に広がる、職人の姿を活写する。
目次
第1章 手描友禅(“染匠”手描友禅のプロデューサー;“下絵屋”図案から下絵までを担う ほか)
第2章 型染(型友禅・小紋)(“型屋”あらゆる模様を小刀で表現する;小紋柄に適応した「仕入れ型」 ほか)
第3章 絞染(“下絵屋”図案・下絵・型彫りの一人三役;“結い子・せり屋”農村の女性が伝承してきた手仕事 ほか)
第4章 黒染(“紋章糊置屋”紋の位置に防染糊を置く;“黒染屋”化学染料の黒、植物染料の黒 ほか)
著者等紹介
藤田綾子[フジタアヤコ]
フリーライター。1962年、京都市生まれ。PR誌編集会社・広告制作会社勤務などを経て、1992年からフリーランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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