内容説明
シラヤマ信仰のシラの本源はユーラシア大陸にある。朝鮮半島を経由して日本列島に至り、わが国の宗教、芸能、文化、精神構造の基層を形成した白山信仰。その神秘な謎を壮大な地球的視点から解明する渾身の問題作。
目次
第1章 ルーツはユーラシア大陸
第2章 〓(わい)族の南下と秦氏
第3章 日本列島に上陸したpark神
第4章 クグツとオシラ
第5章 韓日の仮面戯と人形戯
第6章 牛を屠る祭り
第7章 シラヤマ信仰からハクサン信仰へ
著者等紹介
前田速夫[マエダハヤオ]
1944年、福井県生まれ。民俗研究者。東京大学文学部英米文学科卒業後、新聞社に入社、文芸編集者として雑誌『新潮』編集長などをつとめる。著書に『余多歩き―菊池山哉の人と学問』(晶文社、読売文学賞受賞)、「白山の会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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