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目次
マシス
始まり(t=0)
灰と熔岩
君、そんなことをしちゃだめだよ
√-1
北壁
ホモ・ディルヴィイ・テスティス
第十一の書板
ジェネシス・ロック
言葉
ブズダー 氷の山
きっと息子さんができますよ
痛みの山
著者等紹介
ヴェスターマン,フランク[ヴェスターマン,フランク] [Westerman,Frank]
1964年オランダ生まれ。国際開発援助の仕事に就くことを夢見て大学では熱帯農業を専攻するが、卒業後はこの夢を捨ててジャーナリストとなり、ユーゴスラヴィア内戦で取材活動を行う。1997年から2002年までオランダの新聞「NRDハンデルスブラト」紙の特派員としてモスクワに住み、ロシアをひろく旅する。2002年に発表したIngenieurs van de zielは旧ソ連邦各地を訪れた旅行記であると同時に、1930年代スターリンのもとで強行された自然大改造計画のむごい爪痕に触発され、当初は理想に燃えてこの計画実現のため民衆にはたらきかけた作家・知識人たちの独裁政権下での悲惨な運命を描いた作品で、多くの賞を得るとともに9カ国語に訳された
下村由一[シモムラユウイチ]
1931年生まれ。東京大学大学院修了。千葉大学名誉教授。ドイツ近現代史、とくにユダヤ人問題を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
13
現代オランダ人ジャーナリストがアララト山に登るお話なんだけど、IDな連中の話が出て来たり、自身の宗教的バックグラウンドとか出て来たり、内面的な話にもなってたりする。と、同時に現代トルコとアルメニアの抱える問題とか、タブーとかその辺も出て来て中々の良書。と言いきれるとこだったのだが、翻訳がなんだか色々と残念(汗。えっと、どうしたものかなぁこれ(汗。2013/11/19
スプリント
2
タイトルから方舟伝説で有名なアララト山を目指す内容と推測していましたが、タイトルの最後にある「僕」視点での語り分が非常に長く前半はやや退屈でした。アララト山に対するアルメニア人の現状と想いについて知らないことばかりだったので読んでよかったとは思いましたが。2014/05/17
piece land
2
ヨーロッパの人たちは、宗教がDNAの中にしみこんでいるようだ。 否定するのにも苦しんでいる。 アララト山周辺の国の事情や歴史が書かれていて、国境がある国の 困難さも読むことができた。2014/01/26
宵子
2
オランダ人ジャーナリストがアララト山に登る話。そのため一人称で書かれており、エッセイと言った方がよいだろう。 メインである登山以外の著者の身の上や、西欧におけるアルメニア人がどのようなことをしていたか、トルコとアルメニアの関係なども書かれている。 そのため、アルメニアやアララト山のある東トルコの地域を知るために読むと肩透かしを喰らう可能性がある。2013/12/04
takao
0
☆伝説と放浪2018/09/25