内容説明
歴史に耐えられる行動基準を何処に置くか、国家を背景にしない生き方がここにある。反アメリカ・反植民地・反国家・反グローバリズムの視点から独自の発言を重ねる太田昌国氏の論集。
目次
1 世界はこう見えた(ヤマトの政府と「民意」の鈍感さに見切りをつけた琉球弧の運動;十年目の拉致被害「帰国」者の言葉 ほか)
2 少し深く考えてみた(領土問題を考えるための世界史的文脈;どう向き合う?原発・震災・安保・沖縄 ほか)
3 小国から世界はこう見える(最後に、「対話」を可能にする思想について;予知されていた(?)豚インフルエンザ発生の記録 ほか)
4 もう一度深く考える(沈黙の表情が語りかけるもの―ヤン・ヨンヒの三部作を見る;『棺一基 大道寺将司全句集』刊行に寄せて ほか)
著者等紹介
太田昌国[オオタマサクニ]
1943年、北海道釧路市に生まれる。人文書の企画・編集に携わりながら、民族問題・南北問題を軸にして、世界‐東アジア‐日本の歴史過程と現状を分析・解釈することに関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- ぬかよろこび