内容説明
産む…産まない…えっ産めない!?アメリカ発日本経由「妊活」の旅で考えたこと。
目次
序章 贖罪の日
第1章 持つか持たぬか
第2章 もしも最初に…
第3章 のがした魚
第4章 深みにはまって
第5章 最優秀女優賞
第6章 シカタガナイ
第7章 桜の心
第8章 地蔵は救い給う
第9章 ココナッツにライムを入れて
第10章 親愛なるペギー、親愛なるフィッシュ
第11章 海の向こうのカイちゃん
終章 運をめぐる随想
著者等紹介
オレンスタイン,ペギー[オレンスタイン,ペギー][Orenstein,Peggy]
主として女性の問題に取り組む作家・ジャーナリスト。単行本としては3作目となる『母になるための“知りたくもなかった”教訓について―不妊・乳がん、私のアラフォー成長記』でBooks for a Better Life Awardを受賞。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』『ロサンゼルス・タイムズ』『USAトゥデイ』『ヴォーグ』『エル』『ニューヨーカー』など多数の出版物に寄稿する傍ら、大学などでの講演活動も精力的に行う
和波雅子[ワナミマサコ]
東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くさてる
5
アメリカ女性の不妊治療や乳がんにまつわる日常エッセイ…と思って読みはじめたところ、もちろんそういう部分もあるのだけど、思いのほかシリアスな“ヒバクシャ”との対話や日本への旅(水子供養まで登場します)というところに多くの描写が割かれていて、驚きました。国や文化によって状況屋受け取り方が違うデリケートな分野のことだと思うけれど、不妊という事実と向き合ったひとりの女性の不器用極まりない生活を、自分に不利なことを含めて馬鹿正直に告白した内容だと感じました。読後感は悪くなかったです。2014/01/15
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