内容説明
被差別部落の来歴を部落民自らどう語り継いできたのか。古老に聞く被差別部落の実態。
目次
部落史研究の落とし穴―まえがきに代えて
白山様が降ってきた町―埼玉県川越市・喜多院
原姓復帰運動と時宗と―埼玉県比企郡嵐山町で
勧進帳は見やぶられていた―埼玉県川越市
人間は正直に生きなくてはいけない―長野県松本市
先祖は医者をしていた―埼玉県熊谷市
先祖は社司をしていた―埼玉県児玉町
ご先祖様とは緑を切りました―さいたま市
統計で読む部落問題―群馬県を例に
大正デモクラシー期の農村社会運動―埼玉県御正村小作争議を中心に(水野綏茂氏に聞く)
共通性と独自性と―石川県の被差別部落
著者等紹介
本田豊[ホンダユタカ]
1952年、埼玉県生まれ。部落問題論・被差別社会史論専攻。30年ほどかけて日本国内の部落といわれている地域を四〇〇〇ヵ所ほど、またインド各地のスラムも歩き、その実態を調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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