内容説明
元NHK職員が、原告が、弁護団が、そして研究者が綴る10年目の真実。日本社会が「歴史と責任」に向き合えないのは何故なのだろうか。
目次
第1章 NHK裁判をふり返る―原告から(人間の生きざまを問うたNHK番組改ざん裁判;私にとってのNHK裁判 ほか)
第2章 改変ドキュメント(消された裁きとフェミニズム;真相究明と責任追及)
第3章 その時、何があったのか?(ETV2001改変事件は私たちに何を問うているのか)
第4章 判決・裁判をどうみるか?(「NHK番組改変事件」は終わっていない;ETV番組改変裁判で考えたこと ほか)
著者等紹介
西野瑠美子[ニシノルミコ]
VAWW‐NETジャパン共同代表。NHK裁判原告(松井やよりの亡き後、原告を承継)
東海林路得子[ショウジルツコ]
「女性の家HELP」ディレクター、「女性国際戦犯法廷」事務局長、矯風会ステップハウス(性暴力や虐待を受けた女性の自立の為の中期宿泊所)所長、参加団体:VAWW‐NETジャパン運営委員、女たちの戦争と平和人権基金理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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