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目次
プロローグ 「ブギの女王」という歌姫の謎と、「占領下」という時代の謎
第1章 「ようしゃべるおなごやな」―讃岐生まれで大阪育ち
第2章 「センセ、たのんまっせ」―アプレ・ゲールという怪物
第3章 「おもろい女」―歌う喜劇女優・女エノケン
第4章 「子どもと動物には勝てまへん」―ブギの女王VS一卵性親子
第5章 「高いギャラはいりまへん」―大阪弁の東京タレント
エピローグ 一九四七年、日本国憲法と東京ブギウギ
著者等紹介
砂古口早苗[サコグチサナエ]
ノンフィクションライター。1949年、香川県善通寺市生まれ。新聞・雑誌にルポやエッセーの寄稿記事多数。最近は宮武外骨研究者としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりんとー
9
笠置シヅ子って、舞台の上では あんなに派手な感じで まさしく大阪のおばちゃん て感じですが、実際の生活は かなり地味だったみたいですね。 美空ひばりとの 関係 それと恩師 服部先生 との ことなども書かれています。 昭和という時代を知るためにも是非一度読んでみてはいかがでしょうか。 2018/04/15
midnightbluesky
8
有名なのに評伝がないという人は意外と多い。あまりに資料が少ないために、著者の推理と主観が多くなってしまっているのが残念。2011/02/09
Crystal.B
7
朝ドラに触発されて手を出しました。ドラマは恋人との蜜月で佳境ですが、結局、結婚はせずにシングルマザーとして人生を全うしたのですね。サービス精神が旺盛で純で一途で潔い生き方に拍手。美空ひばりとの確執や戦前戦後の芸能史が詳細に記されていて少々くどいところもありましたが、読み応えがありました。2023/12/31
かめあい
6
三島由紀夫も彼女の大ファンやったんやね。対談で一方的に話す三島由紀夫が面白かった。戦犯とされた人達へ巣鴨プリズンで歌ったり、パンパンとの友情だったり、吉本興業御曹司との大恋愛、美空ひばり、悪口ばかりの古川ロッパの日記、、映画みたい。CD買おう。2016/10/29
もまちそ
6
笠置シヅ子の評伝というよりそのころの芸能界を彼女を中心に書かれた本だと思う。資料が少ないのはわかるけれど週刊誌の記事などが主でそれからの作者の推量がメイン、歌手として活動していた彼女を知らない私などにはちょっと内容が説明不足であるし資料の信頼度も低い気がしたが。彼女を直接知る人の談話などをもっと読みたかった。2011/02/13