内容説明
江陵端午祭、賓順愛巫女、豊基秦氏、太白山浮石寺…。日本列島に息づく古代朝鮮文化。そのルーツを探る韓国探訪記。
目次
白山信仰の謎と古代朝鮮(謎の白山信仰;江陵端午祭の旅;渡来する神々 ほか)
朝鮮半島の呪術と霊魂観―巫女を貫く祭儀(ソノルムクッ(牛戯の農耕儀礼)―人間文化財金綿花ムダン
「萬寿大宅クッ」と祝祭
別神祭(洞祭の巫儀式・堂クッ)―人間文化財申石南巫女を追って ほか)
渡来文化と謎の民―秦氏・大久保長安の原郷を求めて(秦氏の末裔、大久保長安;近世を創った男;大久保長安と金山・銀山 ほか)
著者等紹介
前田速夫[マエダハヤオ]
1944年福井県生まれ。東京大学文学部卒業。民俗研究者。法政大学講師。『新潮』前編集長。著書に『余多歩き 菊池山哉の人と学問』(晶文社、読売文学賞受賞)がある
前田憲二[マエダケンジ]
1935年生まれ。映画監督。長編記録映画の代表作に『おきなわ戦の図命どぅ宝』(’84年)、『土佐の泥繪師繪金』(’86年)、『神々の履歴書』(’88年)、『土俗の乱声』(’91年)、『恨・芸能曼陀羅』(’95年)、『百萬人の身世打鈴』(’00年)、『月下の侵略者―文禄・慶長の役と「耳塚」』(’09年)がある。NPO法人ハヌルハウス代表理事を務める。2001年10月、韓国政府より玉冠文化勲章を授与された
川上隆志[カワカミタカシ]
1960年川崎市生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。岩波書店に入社し単行本、岩波新書の編集を手がけ、総合文化雑誌『へるめす』編集長等を歴任。現在、専修大学文学部教授。日本文化論・出版文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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