内容説明
非正規雇用者の激増、過労死、過労自殺、自衛隊海外派遣、民間人の戦地出張…、現在の人的資源活用論は戦前の国家総動員法に基づいているのだ。
目次
序章 自殺した自衛官とその両親が訴えるもの
第1章 国家総動員法と「人的資源」の歴史
第2章 人を使い捨てにする「人的資源」の発想
第3章 「人的資源」にされていい人間はひとりもいない
第4章 優生思想と差別と「人的資源」
終章 自衛隊イラク・インド洋派遣と秘密の「戦地出張」
著者等紹介
吉田敏浩[ヨシダトシヒロ]
1957年、大分県臼杵市生まれ。ジャーナリスト。アジアプレス・インターナショナルの一員。1977年より、ビルマ、タイ、アフガニスタンなどアジアの多様な民族世界を訪ねる。85年3月から88年10月まで、ビルマ北部のカチン州とシャン州を長期取材。その記録をまとめた『森の回廊』(NHK出版)で、96年に第二七回・大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いきもの
4
図書館本。ちょっと言葉狩りくさいタイトルだが、タイトルに惹かれて。中身は自衛隊いじめ問題や、派遣労働、優生保護法あたりを取り扱ったルポ。経済学用語としての人的資源(human resource))という言葉の起源や流れは無視気味に永田鉄山の国家総動員論にその源流を見ている。マルクス主義の物象化なんかにも全く触れておらず、思想的な掘り下げは浅い。逆に人を資源として扱うことは、本当に悪いことなのか、という疑問さえ浮かんでない。タイトルだけで勘違いして読んだのが悪いのだが、なんか騙された気分。2026/04/05
Hiroki Nishizumi
2
当然、表題の問いへはNOである。そのように考える輩をどうやって排除するか、否、そう考えないようになるためにはどうしたら良いのか。もう少し掘り下げて考えたい。2020/04/16
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