内容説明
狂気を帯びたその生涯と、抵抗とエロスの名作を繋ぐ鍵を明快に解き明かす、初の光晴論。
目次
第1章 その遍歴(もらわれっ子、幼少年時の性体験;ボードレールとの血縁性;バガボンド;母子相姦のトラウマ;聞き書き三部作について ほか)
第2章 その狂質(性的トラウマ;二極往反の性格;癲癇;フーコーの説)
第3章 その詩
第4章 エピソードいくつか
著者等紹介
竹川弘太郎[タケガワコウタロウ]
本名、武居弘。長野県岡谷市出身。中央大学法学部卒業。詩人・金子光晴に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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