がん患者の集団になにができるか―肺がんの罹患経験の社会学

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がん患者の集団になにができるか―肺がんの罹患経験の社会学

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768436011
  • NDC分類 493.38
  • Cコード C0036

出版社内容情報

がん患者たちは集まって活動することで、
それぞれの生き方の可能性を広げることができる。

肺がん患者たちの集団活動に出会ったことで、
私が受けた衝撃とはなんだったのか。
「知識のやりとり」と「生きる権利の訴え」
という二種類の活動に焦点を当て、迫っていく。
重篤な病状(ステージⅢ,Ⅳ)と向き合う人々の
ライフストーリーを検討していくなかで、
彼ら彼女らが、集うことで社会や医療を変革し、
連帯や希望をもたらしていることを明らかにしていく。

内容説明

がん患者たちは集まって活動することで、それぞれの生き方の可能性を広げることができる。肺がん患者たちの集団活動に出合ったことで、私が受けた衝撃とはなんだったのか。「知識のやりとり」と「生きる権利の訴え」という二種類の活動に焦点を当て、迫っていく。重篤な病状(ステージ3、4)と向き合う人々のライフストーリーを検討していくなかで、彼ら彼女らが、集うことで社会や医療を変革し、連帯や希望をもたらしていることを明らかにしていく。

目次

1章 課題の設定
2章 近年のがん医療と肺がん医療
3章 先行研究
4章 調査概要
5章 がんは人々の「生」にいかに影響するか―肺がん患者たちの語りから
6章 肺がん患者たちによる「知識のやりとり」―集団内での活動
7章 肺がん患者たちによる「生きる権利の訴え」―集団の外に向けた活動
8章 がん患者の集団になにができるか―結論

著者等紹介

齋藤公子[サイトウキミコ]
1962年生まれ、埼玉県出身。立教大学文学部英米文学科卒業。ニューヨーク市立大学ハンターカレッジに学士入学し、主専攻・社会学、副専攻・女性学でBachelor of Art取得。複数の出版社に編集者として勤務し、在職中に胃がんに罹患して、がんの患者会活動に参加することになる。2016年に立教大学社会学研究科博士課程前期課程を、2023年に立教大学社会学研究科博士課程後期課程を修了。博士(社会学)。現在は、立教大学社会福祉研究所で事務局兼任の研究員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ちもころ

1
まあまあ面白かった。著者のD論に基づいた学術書。胃がんを患った著者が、肺がん患者団体が外向き内向きに様々な提言や活動をされているのに出くわし衝撃を受けた理由を探るというもの。団体のあらましから提言内容、患者の関わりなどを整理して記述してある。私は家族が肺がんだったので非常に興味深く読んだ。でも!個人的衝撃というのが執筆の理由とは!?著者にとってはそこが大事なんだろうけど、こじつけでも理由には客観性がほしい。文系の論文ってそういうもの? 斎藤氏にはお身体お大事に、研究のますますのご発展をお祈り申し上げます。2024/05/10

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