人間としての尊厳―ノーマライゼーションの原点・知的障害者とどうつきあうか (第2版)

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人間としての尊厳―ノーマライゼーションの原点・知的障害者とどうつきあうか (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 94p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768435748
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0036

出版社内容情報

スウェーデン社会庁が出版した知的障害者と接するときの手引書。
『人間としての尊厳 ノーマライゼーションの原点・知的障害者とどうつきあうか』という邦題で、障害者人権文化室〈Nプランニング〉が1998年第一刷、1999年に第二刷を刊行したものを、この度現代書館から刊行することとなった。
障害者福祉施設内において職員および周囲の人間が知的障害者に対してどのように振る舞うべきかをわかりやすく書いた本である。
各章題にはルビが振られ、「ぼくたち、わたしたち」と知的障害者目線で職員への要望が語られている点が印象的だ。
知的障害者も読めるようにさまざまな工夫がなされてはいるが、やはり主な読者対象として想定されるのは障害者福祉施設等で働く職員であろう。
知的障害者にとって職員との関係は非常に重要である。職員は「模範」でもあり、必要に応じて知的障害者を援助することが求められる。本書が障害者施設で働く職員と知的障害者がよい関係を築く一助となることを祈る。
解説では施設の増設などハード面にばかり注力してきた日本と、「知的障害者福祉法」を制定し、障害者の尊厳や権利と向き合ってきたスウェーデンとが対比される。「障害者を個人として尊重する」。そんな当たり前ともいえる考えを具体的に明文化し実践に移すための指針を作成した点において、スウェーデンの取り組みは大変に画期的であるといえるだろう。

内容説明

高齢者とどうつきあうか・知的障害者とどうつきあうか。人間及び人間社会に対する深い洞察と人権尊重の理念が随所に示されており、さらにその理念と具体的指針とがみごとに調和した極めて高度の内容に満ちている「人間としての尊厳」

目次

序章 ぼくたち、わたしたちは、みんな大切な「人間」だ。
第1章 ぼくたち、わたしたちにも、「人間」としての自由と権利がある。
第2章 ぼくたち、わたしたちは、みんな大切な「人間」だ。
第3章 ぼくたち、わたしたちは、自分のことは自分で決めたい。
第4章 みんなといっしょに生きるために大切なこと。
第5章 ぼくたち、わたしたちは、みんな、大切な「人間」なんだ。

著者等紹介

二文字理明[ニモンジマサアキ]
大阪教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuko

8
ここ数十年、福祉業界も試行錯誤で変化していることから、発行年月を意識して読むようにしている。本著は高福祉高負担の福祉先進国スウェーデン社会庁より1985年に出版され改訂の上2020年1月に翻訳版刊行。ノーマライゼーションの思想を「知的障害者」と「職員」の関係において検証するというスタイル。差別しないとか個人を尊重するとか当たり前のことなのに、こうして立ち止まる機会がないと自分の行動の不適切さに気づかないものだと痛感する。障害者の恋愛をどうサポートするのか、いやそんなものは不要か…結論などなく難しい課題。2020/04/12

2
スウェーデンで1985年に出版され、「人間としての尊厳」として日本で1998年に刊行。本書は障害者支援の必読書として、2020年に推敲され再版されたものです。 本書はノーマライゼーションという理念が一貫して書かれています。ノーマライゼーションとは、障害者であっても、ふつうに、皆と同じ尊厳を持って生きる為の社会理念です。 知的障害者の方の人権の重要部分が主たる内容ですが、普遍的に人間が持っているべき権利に深く切り込んいるため、今後も人権について考える時に何度もこの本に立ち帰るだろう、そう確信した本です。2021/08/10

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