内容説明
すべてをあきらめていた生活から、夢を語り自信をもって生きる生活へ。知的障害者がモノのように受け身だった時代を終わらせ、世界一のシステムに踏み出すきっかけになった衝撃の報告書。
目次
第1章 どうしてこの報告書は生まれたのか
第2章 まず人権、そしてサービスのアメリカ
第3章 「福祉」が自立を阻む
第4章 なぜ障害者は施設から逃げるのか?
第5章 「マネゴト」仕事と「本当の」仕事
第6章 母は語る!
第7章 教えましょう。ピープルファーストのつくり方
第8章 やってほしいこと。やめてほしいこと
第9章(増補) 本人中心のシステム、その後の展開
著者等紹介
秋山愛子[アキヤマアイコ]
1962年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校文化人類学科卒。カリフォルニア州を中心としたアメリカの障害当事者運動や権利擁護制度、実践などを日本に紹介してきた。衆議院議員秘書を経て、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)障害プロジェクト専門官
斎藤明子[サイトウアキコ]
NPO法人コミュニティサポート研究所事務局長。障害当事者と共に本人中心システムを1970年代後半から推進してきた。身体障害者の状況は多少改善されたものの、知的や精神障害者はいまだに支援より管理が中心で大胆な改革が必要と考え、改革推進のためにミニコミ誌『こむさ』で市民と障害者の新しい関係を提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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