内容説明
障害者と高齢者と家族、地域をつなぐ感動の書。障害をもつ著者が、遠距離介護者として高知と東京を往復。ぼけかけた老父のメッセージを確実につかみ取った。
目次
第1章 病気と痴呆
第2章 病院を転々と
第3章 退院後の生活を模索
第4章 自分の家で暮らす
第5章 障害者の自立生活運動の経験から
第6章 自立生活運動と高齢者問題
終章 尊厳ある生活を全うできる社会に
著者等紹介
樋口恵子[ヒグチケイコ]
高知県安芸市生まれ。一歳半で脊椎カリエスになり、一年後れで幼稚園、小学校と地域で学ぶ。中学時代に再発、肢体不自由児施設で寝たきりの生活となる。その後、高校、大学へと進み、町田市の非常勤職員として働く。84年から一年余、アメリカで障害者の自立生活運動の研修をし、86年帰国。日本初の自立生活センター、ヒューマンケア協会(東京都八王子市)設立に関与。89年、町田ヒューマンネットワークをスタートさせ、事務局長となる。91年、全国自立生活センター協議会発足、副代表となり、95年から2001年まで代表。94年から町田市議会議員として四年間活動。2001年、参議院比例代表(全国区)に立候補。現在、NPO法人スタジオIL文京代表
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