出版社内容情報
古都・鎌倉に暮らす若い夫婦を描いた「菜 Sai」の後日譚にあたる作品です。耕平と菜夫婦の間に生まれた娘・かりんが3歳になったところから物語はスタートします。かりんには心疾患で亡くなった双子の兄がいて、かりんも同様の問題を抱えています。3人仲睦まじく暮らす中にも、思い出深い菜の実家が取り壊されたり、さまざまな変化が起こります。やがて耕平に、京都の大学の教授に就任する話が持ち上がります。
オリジナル単行本3巻を2巻に再構成して全話を収録。著者によるコラム「菜時記」やWEB用に描かれたエピソード、ラフ・ネームなどの資料、中江有里氏との対談を収録した充実の内容でお届けします。
【目次】
第1話:とっておきのピンク色/第2話:甘辛の煮しめ/第3話:10月27日/第4話:桃と松/第5話:お洗濯かりんちゃん/第6話:愛し愛されて/第7話:ふたりの父/第8話:福来鈴/第9話:妻の手/ほか



