出版社内容情報
連載開始から50周年を迎え、アニメや玩具などさまざまなかたちで今なおその人気が衰えることを知らないロボットコンテンツの礎である「ゲッターロボ」。
永井豪・石川賢によるマンガ「ゲッターロボ」の最終章、『ゲッターロボアーク』(全2巻)を刊行!
真ゲッターロボが火星に消えて十数年の月日が過ぎた地球は、昆虫型の敵・アンドロメダ流国との攻防に明け暮れていた。
そんなある日、かつてゲッター1のパイロットであった流竜馬の息子を名乗る流拓馬が現れる。
体内に誰よりも濃いゲッター線が流れる拓馬は、ハチュウ人類と人類のハーフであるカムイと、拓馬と行動を共にする男、獏とともにゲッターアークの操縦者となる。
地球の危機に新ゲッターチーム参集!
飛翔せよゲッターアーク!!
(『ゲッターロボアーク1」より)
内容説明
拓馬たちゲッターチームは、ゲッターアークで恐竜帝国に向かった。人類とハチュウ人類はかつての戦いを忘れ、アンドロメダ流国の脅威に対抗すべく同盟を結ぶ。戦いが続くなか、ゲッターアークと恐竜帝国のゲッターザウルスは、亜空間固定装置ゾルドによって敵の本拠地へ飛び込んだ。その先に広がっていた未来の地球で、拓馬たちは謎の一団と遭遇する。『ゲッターロボ』最後の咆哮。ゲッターの進化は宇宙をも支配する!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
さらに百鬼帝国、そして武蔵の登場により、過去に呪われ、あるいは未来にすらも取り込まれていく展開は、石川賢のサーガに向き合う凄みを感じさせる。「いくつもおり重なった刻は…いつしか…ほぐれ」残念なことに、掲載誌の休刊と石川の急逝によりサーガは未完となる。巻末に収録された永井豪へのインタビューでは、愛弟子というよりも盟友であった石川へのリスペクトと、どこか嫉妬のような感情も混じった言葉があり、そこに永井の石川に対する深く強い愛情を覚える。2025/02/23
jojoemon
3
完結せず。エンペラー登場あたりから話が壮大になり過ぎて理解不能な面白さになってきて、これからどうなるのか一番気になるところで終了。テレビアニメがあるので機会があれば見てみます。とにかく強烈なパワーは感じられた!石川先生の後を継いでくれる天才が現れる事を願っています。2025/01/27