出版社内容情報
見る人の心を動かす写真の撮り方
見る人に感動を与えるエモーショナルな写真を撮るにはどうすれば良いのか? “エモーショナル”や“エモい”表現に共通する要素と考え方を理解して、より実践的な撮り方のアイデアを提案していきます。撮影している写真がマンネリ気味の人やパターン化してしまっている人、撮影表現の幅を広げたい人に最適の1冊です。
■Chapter1 エモーショナルな写真とは何か
エモーショナルな写真にたかぶる気持ち
感性とテクニックの両軸で撮る
まねる、ストーリーを酌む
共感力のあるエモーショナルな写真を目指して
写真を編集するときの考え方
■Chapter2 エモーショナルな写真を撮るための基本10切り取るうまさを磨く
直感で撮ってから、考えて撮る
ぼかす美学とぼかさない美学
ぶらす美学とぶらさない美学
レンズは絵画の絵筆に似ている …ほか
■Chapter3 被写体別・エモーショナル写真のアイデア50
・スナップ編
都市は移ろいに目を向ける
レトロを探す
田舎風景と真夏の光
一本道は語る
ラインを探す …ほか
・ネイチャー編
境界を真四角で写す
真四角で空間を詰める
稜線に注目して山を撮る
水の流れに表情をつける
素直な視点で森や木を撮る …ほか
・トラベル&ライフ編
旅で一期一会の出会いを写す
家族や友人を絡めて旅路を綴る
海辺のひとときを記録する
いつもの道を撮る
自宅で窓際の光を主題にする …ほか
・ポートレート編
日陰の光でやわらかく
望遠で引き寄せる
広角で臨場感を表現する
手、指先のしぐさにも表情がある
表情のチラ見せ効果を狙う …ほか
・仕上げ編
明暗でドラマチックに表現する
しっとりリッチなモノクロで描写する
幻想的な色みでノスタルジックに仕上げる
光と風を感じるような清涼感を演出する
フィルム調に仕上げる
■Column
感動を写真に残せることが大事
性能の進化が表現の進化を可能にする
フィルム撮影のすすめ
撮った写真を見返すことの大切さ
内容説明
見る人の心を動かすエモーショナル写真の基本と撮影テクニックを被写体・シーン別にアイデア50項目で紹介しました。撮り手の感動をどのように見る側へ伝えるのかを深く考察していきます。
目次
1 エモーショナルな写真とは何か(エモーショナルな写真にたかぶる気持ち;感性とテクニックの両軸で撮る;まねる、ストーリーを酌む ほか)
2 エモーショナルな写真を撮るための基本10(切り取るうまさを磨く;直感で撮ってから、考えて撮る;ぼかす美学とぼかさない美学 ほか)
3 被写体別・エモーショナル写真のアイデア50(スナップ編1 都市は移ろいに目を向ける;スナップ編2 レトロを探す;スナップ編3 田舎風景と真夏の光 ほか)
著者等紹介
河野鉄平[コウノテッペイ]
1976年東京生まれ。明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業。写真家テラウチマサト氏に師事。写真雑誌「PHaT PHOTO」の創刊に参加。2003年独立。人物を中心にさまざまな被写体を撮影する。近年はカメラ雑誌への寄稿、セミナーも多数開催。著書はこれまでに40冊以上。個展も多数。プロフォト公認トレーナー、日本写真芸術専門学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。