出版社内容情報
ポートレートフォトグラファー須田卓馬が、雑誌や広告、ウェブサイトなど、時間と結果が同時に求められる、俳優やアーティストら25組の撮影現場で、どのような思考プロセスを背景に、ライティングを構築したのか? そのエッセンスを解説するライティング・ハウツー本。
各撮影現場で実際に使用されたライティング機材、その配置や設定などを、図解入りで分かりやすく紹介。また、ライティング技術だけでなく、クリエイティブな発想やクライアントの要求に応えるための実践的なアドバイスも満載。
スタジオマンやアシスタント、そして現役のプロカメラマンなど、仕事で撮影を行う方から、趣味でポートレートを撮影するハイアマチュアまで、あらゆるレベルのフォトグラファーにとって貴重な参考書となる一冊です。
内容説明
俳優・女優、アーティストら25組の撮影現場に、ポートレートフォトグラファー須田卓馬はどんなイメージで臨み、いかにライティングを設計したのか?
目次
直球ポートレート―桂歌丸さん・桂歌助さん
メリハリと柔らかさの同居―多部未華子さん
ソフト&リッチ―DISH//
日常の中の非日常―s**t kingz
イメージと光の整合性―ONE N’ONLY
漫画の世界を現実に―演劇調異譚「xxxHOLiC」壱原侑子役 太田基裕さん・四月一日君尋役 阪本奨悟さん
対峙する白背景―小栗旬さん
夜の部屋―加藤登紀子さん
青の惑星―北村匠海さん(DISH//)
クラシックな格好良さ―本木雅弘さん
成り行きグレーの魅力―福士蒼汰さん・岡崎紗絵さん
いでよスペース―SUPER★DRAGON
令和のDORONJO―「DORONJO」池田エライザさん
曇り空を作る―佐藤乃莉さん
香り立つ色気を写す光―「さらば、銃よ 警視庁特別銃装班」舘ひろしさん
硬くて柔らかい光―本田翼さん
ケルビンの魔法―iriさん
春うらら―大橋トリオさん
光と影で描く男の質感―渡辺謙さん
In to the Pool―本能バースト演劇「sweet pool」櫻井圭登さん・砂川脩弥さん〔ほか〕
著者等紹介
須田卓馬[スダタクマ]
東京都出身。2003年、インデペンデントプレス後藤健二に師事。2005年、カッシオマッキャンベラに師事。2007年、フリーランスとして独立。2023年合同会社torch設立。人物撮影を得意としており、主な掲出媒体は、雑誌、交通広告、ウェブなど。現在は東京を拠点に国内全域を活動範囲としながら、ポートレートを中心に日本各地の工芸の撮影も行っている。ライフワークとしてイランに住むアフガン難民の少女ファラシュテの成長を20年にわたり撮影している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。