出版社内容情報
収録されたイラスト・図版の総点数約3000点! 鉄道デザインに革命を起こした水戸岡鋭治の活動の集大成となるデザイン&イラストの「図鑑」です。鉄道車両を中心に、バスや船など交通機関のデザイン画、駅舎や商業施設、リゾート施設等の建築物のパース画、広告やプロダクトデザインのためのイラストなどを集めてぎゅっと詰め込みました。絵をすっきり整理して見せる作品集にはあえてせず、ギャラリーのイメージで、1枚1枚額に入れられた絵がびっしりと並びます。こういう手法をとったのは、一つの車両をデザインするためにどれだけ多くの絵を描いているのか実感してほしいという著者の願いが込められています。水戸岡氏のイラストはすべて説明のための絵なので、言葉の説明はありません。絵を見て感じてください。
目次
1章 デザイン+イラストレーション JR九州のプロジェクト
2章 デザイン+イラストレーション 各種プロジェクト
3章 デザイン+イラストレーション 建築・インテリア・ランドスケープ
4章 デザイン+イラストレーション 広告・宣伝・プレゼンテーション
5章 デッサン・パターン・習作
6章 デザイン+イラストレーション コミュニティプロジェクト・ドリームプラン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
8
かつて家の近所にあった書店の児童向け鉄道本で813系を見て他社の近郊型電車にはないその奇抜なデザインが強烈な印象に残った。それが記憶に残る最初の水戸岡鋭治の作品だと思う。高校の部活で福岡に行った時地下鉄で何度も103系に当たった。国電でその垢抜けた塗装は古い印象を上書きしてくれた。水戸岡鋭治は写真や模型を作らず全てイラストで表現する。本書では車両だけでなく植物・動物・魚・鳥・食べ物も描いている。結婚式のイラストも印象に残った。高校時代の木炭デッサンも掲載。インタビューもなくイラストだけで彼の神髄に迫る。2023/08/10
じじょ
2
今や鉄道と言えばだが、建築等他の分野のデザインも素敵だ2023/05/06
kaz
1
鉄道会社がデザインを依頼するのがよくわかる。わたせせいぞうの雰囲気を車両デザインに活かしているという印象か。図書館の内容紹介は『水戸岡鋭治の仕事を集成。鉄道車両を中心とした交通機関のデザイン画、駅舎や商業施設、建築物のパース画、広告やプロダクトデザインのためのイラストなど約3000点を、1枚1枚額に入れたデザインで掲載する』。 2023/10/21
Hideichi Sekiya
0
ごっちゃまんざい過ぎて重要点がわからない。2024/03/01