内容説明
カラーグレーティングとは、写真のシャドウ、中間調、ハイライトの部分、また全体の色合いを調整して、オリジナルの雰囲気をさらに盛り上げたり、まったく異なる雰囲気にしたり、またあたかも映画のワンシーンのように演出して、写真をユニークなルック(外観・見た目)やスタイルに仕上げる機能。写真を見る人に、写真や撮影者の世界観をより強く伝えるためにとても重要なテクニックです。本書の作例はLightroom Classicのみを使い、カラーグレーディング機能以外の色調調整機能は最低限の使用にとどめ、カラーグレーディング初心者にもわかりやすく解説しています。
目次
1 カラーグレーディングの基本(カラーグレーディングとは;カラーグレーディングパネルについて ほか)
2 日常や旅先の写真の雰囲気を変える スナップ/SNAP(イエローグリーンとオレンジで作る 優しい色合いのレトロフィルムルック;ウォームグリーンの街スナップ 往年のインスタントフィルムルック ほか)
3 自然や都市の風景の見え方を変える 風景/LANDSCAPE(グリーンが眩しくなる 森写真の定番カラーグレーディング;より深みのある風景写真へ 暖色系と寒色系の補色の配色 ほか)
4 外観や印象をガラリと変える ポートレート/PORTRAIT(優しげな光に包み込む イエローグリーン・ポートレート;大人の雰囲気がオシャレ ブラウンシック・ポートレート ほか)
著者等紹介
藤田一咲[フジタイッサク]
東京都出身。ジャンルレスフォトグラファーとしてさまざまな被写体を撮り、雑誌、広告、WEBなど幅広いジャンルで長く活発に活動する。写真関係の著書・個展多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。