内容説明
イラスト、写真、デザイン、文章、ウェブ、動画…現役クリエイターの実例だからよくわかる!著作権の入門書。契約書ひな形7種(ウェブダウンロード)つき。
目次
1章 著作権の基本(制作者の権利を守る法律「著作権法」;インターネットによって広がる問題 ほか)
2章 事例で学ぶコンテンツ制作Q&A(写真をもとにトレースしたイラストを商用利用してもいい?;有名人に似ているキャラクターイラストを作成してもいい? ほか)
3章 トラブルを未然に防ぐ準備&対処法(トラブルになる前に防げれば一番いい;クライアントと制作者にとっての「フェア」を考える ほか)
4章 有名事例から学ぶ著作権・知的財産権(何が著作物にあたるのか「スローガン事件」と「YOL記事見出し事件」;フォント書体を巡る事例「ゴナU事件」 ほか)
著者等紹介
川上大雅[カワカミタイガ]
弁護士・弁理士。1980年、札幌生まれ。2008年に弁護士登録。札幌市内の事務所にて勤務。2010年にギャラリー「salon cojica」を開廊。2014年「札幌北商標法律事務所」開所、同所にギャラリーsalon cojicaを移転し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
24
48頁のように、引用の仕方としては、自分の文章が主に、引用文が従になっていればよい。それは、動画の世界でも同じだろう。だからこそ、本を動画にあげるときには、必ず、出版社に電話し、メイルで問い合わせるのが通常、私がしている手続きとなる。今後も、そのスタイルは洋書でも変わらないと、文化庁の著作権担当者には示唆された。トラブル前に防げれば一番いい(114頁)。後々問題になるっていやなもんですね。163頁の作品の違いは、類似だが、侵害肯定と侵害否定と、2種類あることがわかる。2021/05/21
MOCCO
10
企業知財でなんちゃって著作権担当をしている者としては、教育及び相談業務の観点からとっても参考になり、そして読み物としても面白い一冊でした! タイトルの通りクリエイターの方向けですが、事例(2章、4章)は知財人にも興味深かったり復習になったりして有用と思う。 特に第2章、なかなか判断の難しい著作権の模擬事例に対し、きちんと自説を上げて「OK!」「NG!」の判断まで示しているところは、同業としてとても尊敬に値する!著作権相談はグレーが多いのよ、グレーが!私もちゃんと結論出そうと思った!2020/10/11
mochi
6
誰もが作ったものをネットに簡単に載せられる時代、クリエイターだけでなく一般の人も読んでおいた方が安心。著作権を無視していると争い事になったりするので要注意。難しい法律用語をかみくだいて書かれているので、そういった知識がない人でも読める。後ろの方に契約書の雛形も掲載されているので今すぐ使える。2021/04/14
Dice/K
2
著作権と銘打たれているし、前半はその辺りの解説なのだけど、あくまで「クリエイターがどうすべきか」にフォーカスしているのが、大変素晴らしい。結構、解釈が難しいし面倒なエリアだけどね‥。なお、「著作権法で保護されるのは作品自体でアイデアではない」「フォントもデータ・プログラムの観点で販売物は著作性あり」など良い復習にもなったかな2020/11/07
まさやん510
1
著作権の基本、事例で学ぶコンテンツ制作Q&A、トラブルを未然に防ぐ準備&対処法、有名事例から学ぶ著作権・知的財産権という体系でクリエイターにとって必要な著作権の知識・考え方がわかりやすく解説されている。クリエイターの目線から、「著作権的にOKでもクリエイターの姿勢として望ましくない」というアドバイスや、契約書の形が難しくてもやわらかい説明書的なものを作成しておくだけでもトラブル回避につながるといった指摘があるのも他の類書と比べて特徴的。契約書等のひな型は少ないものの書籍の趣旨からすれば十分かと。2021/01/25




