内容説明
モチーフが持つ意味を理解すれば、その絵に込められたもう一つのメッセージが浮かび上がる。絵画の中に描かれたモチーフで西洋と日本の美術史を徹底解説。ルネサンス、印象任、現代美術、浮世絵まで美術史を独自の視点で読み解き、図解した一冊です。
目次
1 天体/自然(太陽;月 ほか)
2 肉体(裸体;目 ほか)
3 動物/昆虫(鳥;魚 ほか)
4 植物(樹;葉 ほか)
5 静物/建築(車輪;梯子 ほか)
著者等紹介
ナカムラクニオ[ナカムラクニオ]
1971年東京生まれ。荻窪のブックカフェ「6次元」店主、アートディレクター。金継ぎ作家としても活動し、世界中でワークショップを開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんさん
6
タイトルに惹かれて図書館から借りたが、あくまで入門書であり、それほど深い考察は得られなかった。引用されている絵画のイラストも粗いものだった。2024/08/17
rapo
6
知らないで何気なく見ていたが、モチーフにはそれぞれ意味があり、メッセージ性があることがわかり、これからの絵画鑑賞に大いに参考になりそうだ。。有名な画家の初めて見る絵もあり、多くの出会いもあった。クレーの「忘れっぽい天使」はシンプルな線画なのにとても可愛らしく、深い内面性を感じさせ、その画力の高さにしばし見入ってしまった。2024/03/10
朔ちゃん
4
美術史入門にはもってこいの本だった。モチーフが表す意味も知らないことだらけで、知的好奇心がわいた。できたらイラストでなくて本物の絵をのせてほしかったが、概ね満足だった。2021/04/26
T
3
初心者向けとして、見やすくわかりやすくて良いのだが、初心者だからこそ、事例はイラストではなく元の絵画を載せてほしかった。2022/04/28
鵺
1
あまり詳しい説明はないが、婉曲な表現をせずイラストがきれいで観て楽しいので、初心者が興味を広げるのに良い本。2021/12/13