目次
第1章 スポーツ(四度目のオリンピック;ベテラン;不運;積極性;SかMか;当事者と観戦者;スポーツと暴力;サッカー・ワールドカップ;パス;欅;新旧交代;オリンピックと広告)
第2章 野球(ドラフト会議;弱いチーム;広島とヒラリー;記憶;プロセスと結果;燃える男;ハラスメント;大谷選手;大学;何者)
第3章 シニア・アメフト(新しい季節;シシドとの再会;かつての戦士;RESTART;群れる)
第4章 広告(競合プレゼンテーション;桜を見逃し;将来;ブランドとの付き合い;広告の過去と未来;広告と権威;もの分かり;広告屋の仕舞い方;消費;古い仲間;イメージと批評)
第5章 人生(富士と母;二つの故郷;全校登校日;大人と子ども;友人と自分;能ある鷹は…;unwritten rules;三本の映画;憧れ;緊張;恐怖;トリガー)
著者等紹介
岡康道[オカヤスミチ]
TUGBOATクリエイティブ・ディレクター、CMプランナー、コピーライター。1956年佐賀県生まれ、東京育ち。早稲田大学法学部卒業後、株式会社電通に入社。営業を経験後、クリエーティブ局へ異動。CMの企画制作に携わり、国内外の受賞多数。1999年、日本初のクリエイティブ・エージェンシー「TUGBOAT」を設立。以降、クリエイティブ・ディレクターとして、20年間で約1000本のCMを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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etoman
3
2020年7月31日に急逝された岡康道さんのエッセイ集。岡さんは、電通から広告制作会社TUGBOATで独立し、数々の有名CMを担当する傍ら、日経ビジネス電子版で親友でコラムニストの小田嶋隆さんとの対談を不定期で掲載していたり、小説を執筆していたりとマルチに活躍されていた。CMも小説も対談も全て楽しませてもらっていたところに急な訃報で驚いた。本書に纏められている各エッセイには、含蓄ある言葉があったり、考えさせられる言葉があったり勇気をもらったりと読み応えがありました。もっと小説も読みたかったな。合掌。2020/09/04
Crystal.B
0
著者の岡さん、素晴らしい仕事ぶりとクールな佇まいで若き日の憧れの方でした。「ライオンのおやつ」を読了した日に訃報に接し、無念だったのでは、と思った記憶が鮮明にあります。作中で青春に触れたくだりがありますが、まさしく自分の青春が終わったなと感じています。広告とスポーツを愛して、麻雀が大好き。人柄がよく伝わってきました。2020/10/04
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