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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
28
プリンスは孤独と切なさの香りがするのです。アーティストによくある自意識過剰とシャイの共存、プリンスはそれだけではなくスタッフやレコード会社の人たちの経済的基盤を守るために個人としてではなく、プリンスと言うモンスターを演じなければならなかったのです。それはとてもハードなことだったと思います。それでいながらあの心に迫る音楽を創り出したことは驚くべきことで、感謝してもしきれません。切なくて愛に満ちた序文を書いたシーラ・E、プリンスの空気を切り裂くギターと彼女の地を震わせるドラムの共演はもうかなわないのです。2018/07/28
yoyogi kazuo
0
ゾクゾクしながら読んで観た。謎に包まれたペイズリーパークスタジオ(兼彼の自宅)内部の様子が垣間見えるだけでも十分に興味深いが、プリンスの音楽オタクっぷりや他のミュージシャンへの辛辣なコメントなど一つ一つのエピソードが人類の文化遺産として貴重。2017/10/10
ひろ
0
とても美しい本。プリンスの人間性がわかるエピソードが心暖かくする。そしてなくなったことが耐えきれない哀しみに襲われる。 2019/06/30