内容説明
地名が再現する古都のロマン。京都・奈良・大阪・兵庫・三重・滋賀・和歌山の地名を歩く。歴史とロマンに溢れる古都の地名を、時代別や興味あるテーマ別に解説、数多くの伝承と説話を取り入れながら、その由来を説き、古都の豊かな詩情と古い上方の人情を現代に再現した。
目次
五畿内の古代国号が生んだ地名
七道のなかに残る古代国号地名
生き残ってた旧国名
古代のロマンが息吹く皇居ゆかりの地名
渡来人の足跡が刻んだ地名
大和と河内を結ぶ古道ゆかりの地名
神仏信仰と参詣路にまつわる地名
戦乱に明け暮れた街道ゆかりの地名
絶景が生んだ観光地独特の地名
珍妙な丸・竹・夷・二・押・御池
難しい四・綾・仏・高・松・万・五条
おもろい寺・御幸・〓屋・富・柳・堺・高
おかしな両・室・衣・新・釜・西・小川
黒・大宮・松・日暮に智恵光院
五山・十刹が生んだ由緒ある地名
山号や寺号が地名になるとき
京都八百八寺ゆかりの地名
山科本願寺と寺社に由来の地名
上方独特のけったいな地名
奇妙奇天烈、茨田町はマッタチョウ
地名ナゾナゾ、阿字万字はアゼマメ
大阪八百八橋ゆかりの地名
大阪中之島二十橋にちなむ地名
いまも残る社寺ゆかりの地名
鈴とお遍路ゆかりの地名
札所をたずねて京から美濃へ