内容説明
本書は、特にスペイン語学習者の初級レベルで活用できるタスク活動を考案しまとめた事例集である。動機づけを高め、コミュニケーション能力を育成するとともに、教師と学習者が一体となった活気ある授業を実現するためのアイデアを提案している。基本的な姿勢としては、学習者自身の体験や考えを引き出し、それを材料としてタスク活動が組み立てられるようにすること、作業の結果・成果を確認できるようにまとめること、言語能力以外の想像力・創造力・表現力などを発揮できる場を設けることを心がけた。さらに、学習者の知的レベルを意識し、異文化理解の視点を随所に盛り込むように工夫している。
目次
1 理論的背景
2 タスク例の構成
3 タスク例(導入;アルファベット;発音;アクセント;名詞の性と数・冠詞;人称代名詞(主格)
ser
形容詞の性数一致
所有詞・指示詞
数字 ほか)
著者等紹介
大森洋子[オオモリヨウコ]
明治学院大学教養教育センター教授
四宮瑞枝[シノミヤミズエ]
成蹊大学講師、津田塾大学講師
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