内容説明
秘書学は、秘書の理論と実践の二つの側面から成り立っています。つまり秘書の仕事や行動についての理論的な理解と、学んだ専門的知識・技能を駆使して秘書業務を目的に沿って処理する能力です。本書は、秘書業務の実際を演習形式の授業を通して理解し、実践に適応する能力を備えた秘書を育成することを念頭において、「秘書教育研究会」の11名の秘書学研究者が執筆しました。内容は、秘書をとりまく社会的状況やオフィス環境の変化などに即した20章からなる項目で構成しましたので、演習法やロール・プレーイング法など適切な教授方法で多面的に学習することができます。
目次
職業人へのスタート
自分自身を知る
組織とは
接遇
命令・指示の受け方、報告の仕方
ビジネス・コミュニケーション
環境整備
慶弔と贈答
会合・パーティー
スケジューリング〔ほか〕