内容説明
本書では、子どもの日常の姿を追いながら、おとなとは違った子どものものの考え方やとらえ方について考察し、それによってこどもの心に迫り、こどもの心に添う保育のあり方をまず考えています。次に、保育指導の実際について、いくつかの幼稚園での保育の様子から、子どもの心を育てる手立てがどのようになされているかをみています。さらに、おとなの目から見て、ちょっと困った子どもの行動の背景にある本当の子どもの心を探り、それに対してどのように適切な対応をとることが大切かを、事例をふまえて考えています。
目次
章1 心の保育をめざして
章2 保育指導の実際
章3 保育で生かされる技術
章4 ちょっと困った子どもの保育
章5 子どもが生き生きする保育